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2017年5月16日 22時12分05秒 (Tue)

オレンジ通信124号 マンパワー



九州保険企画山口です。
 
オレンジ通信 orange1@vesta.ocn.ne.jp 2013.3.7  第124号                        佐世保市西大久保町5−51  森   豊                                     「 マンパワー 」 今は昔、小学校の社会科の授業で、国民の総数を国土の面積で割った1平方Km当たり の人間の数を人口密度というと習った。 日本やインドネシアは人口密度が高く2,3千人と密集しており、その点オーストラリ アは1人とかでゆったりとした国土で暮らしていると言われ、人工密度が高いということ は悪いことのようなニュアンスに聞き取れた。  国民全員が多層階の建物に暮らすとしたら、人口密度は低くはならないのだろうか、 オーストラリアだって国土のほとんどが砂漠なのだから住めるところはそんなに多くはな いのだから、もう少し人口密度は高いのではないかと反発したり、密度が高いということ はホントに悪いことなのだろうかと、疑問を持ったものだ。  同様に年齢別の人口構成のグラフを見せられ、理想はピラミッド型なのだが、日本では 戦争で多くの国民が亡くなり働き盛りの年代の人が少なくなっており、10代の若者が戦 後のベビーブームで異常に多くなっており、これが30代40代と歳を取っていくと吊り 鐘状の構成に変わっていくのだと、理想とはかけ離れた人口構成はやはり悪いことのよう に教わったように記憶している。  戦後ベビーブームに生まれた世代を、評論家の堺屋太一氏が「団塊の世代」と命名した が、世間では総じて揶揄する使い方が多いように感じた。が、団塊の世代の持つ力強さを 説明するための命名であったはずだ。  私たちの小学校の頃は蟻の行列と同じで下校時はぞろぞろ、ぞろぞろ歩いて帰りその列 が途切れることはなかった。  高校生の頃、休日に戸尾町側から四ヶ町入り口を眺めるとアーケードの中は、足の踏み 場もない、芋を洗うようなそんな表現通り、延々と続く人の流れは壮観で、異状なまでに 活気づいた佐世保の町がそこにあった。  メイドインジャパンという粗悪な製品の代名詞から脱却し、信頼を回復した日本人の技 術力の海外での活躍と所謂マンパワーというべき団塊の世代の購買力・消費力の強さが、 GNP国民総生産を世界2位に引き上げた原動力であったと思う。  全斗換大統領時代に、韓国のエレベーター事情を学ぶために、三菱電機の技術関与先の 「金星エレベーター」の視察に行った。  人口1億2千万の日本と比較すれば、人口5千万の韓国では国内需要の喚起といっても 経済効果は半減する訳で若干力不足な印象を受けた。 韓国もそれはわかっていて、海外に目を向けた国力作りに力を入れたことが功を奏した ようだ。一昨年国際ハブ空港として有名になった仁州(インチュン)へ、ロータリーの姉妹クラブ 締結式の為に訪韓した。30年ぶりの変貌振りに驚愕した。  それでもマンパワーの差が基本的国力の差になると考えれば、韓国が日本を越えること はないだろうと思うが、中国(25億人)やインド(10億人)の経済発展はすごい数値になるは ずだから日本企業が進出していく理由は理解できる。 マンパワーの差からして、中国やインドの経済発展には日本も韓国も負けるだろう。 人口の多さは悪ではない!子供手当の所得制限などせずに第2子、第3子を産みやすい 環境作りが先々の日本発展を考える上で大事な事なのだとの結論になるのだが、税と社会 保障の一体改革などと目先のことばかりに狂奔している今の政治家はわかっているのだろ うか? 
 
 
 

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